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ブルーミントン動物病院
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里親探しは「獣医師広報版」
獣医師広報版

About Us
ペットや動物に関する本をご紹介します。ぜひぜひ、読んでみて下さい。みなさんも良い本を見つけたら、どんどん教えて下さいね!
ペットに関する本
生物に関する本
絵本・画集・写真集
ペットに関する本
動物病院笑い話555
●著者:ポッポ先生 ●出版社:新宿書房
 001番から565番までの、獣医と飼い主と動物たちの織りなす、愛と涙と笑いのエピソード。たぶん、ほぼ実話だと思う。リアリティーがあってこそ笑えるものだもの。たとえば、20キロもある犬が雑巾を食べてしまった話しとか、同じ日に同じ猫が異なる飼い主に連れてこられる話しとか・・、ね。
奇跡のいぬ
●著者:ダン・ダイ+マーク・ベックロフ ●訳:上野圭一 ●出版社:講談社
 この本の著者であるダンとマークは、犬専用の自然食クッキーを製造販売する「スリードッグ・ベーカリー」の創業者。「スリードッグ・ベーカリー」は、実は1匹の犬によってダンとマークが触発され、創業することになったベーカリーです。その犬の名前は「グレーシー」。アルビノで耳が不自由で、片目が弱視のグレートデーンです。この本は、彼女が二人の元にやってきてから、その命を全うするまでの物語。ずっとワクワク楽しくて、そして・・・。ハンカチを用意してから読んでね。
イヌからネコから伝染(うつ)るんです
●著者:藤田紘一郎 ●出版社:講談社
 みなさんはペットたちのノミやダニの駆除をちゃんとしてますか? こまめにお掃除してますか? まさか、ペットに口移しで食べさせたりしてないですよね?・・そう、イヌからネコからうつるんですよ。そう、トリからもネズミからもカメからも。
 ペットたちとの関係が、ますます親密になってきた昨今、「ペット病」といわれる「人畜共通感染症」も増えています。一緒に暮らしていくからには、知っておかなければならないことがある。文章も楽しく、読みやすく書かれているし、何といっても表紙のイラストや装丁がかわいくて◎。
集合住宅でペットと暮らしたい
●著者:井本史夫 ●出版社:集英社
 近頃では「ペット可」を謳ったマンションや、ペットと暮らすことを前提とした建売住宅も増えています。でもね、だけどね、あなたがペットと一緒に幸せに暮らしたいと望むなら、お隣さんもお向かいさんも、3軒向こうのお隣さんも、階下の人も階上の人も、みんな「幸せに暮らしたい」と思っています。どうしたら社会の中でペットと共に暮らすことを認めてもらえるのか、ペットのオーナーである私たちが考えなくては、誰も考えてはくれないのですよ。大事なペットたちを社会の嫌われ者にしないために、楽しく一緒に暮らしていくために、この本を読んで考えてみましょう。
イラストでみる犬学
●監修:林 良博 ●出版社:講談社
 ずばり、犬学。犬の起源から体の構造、行動学、健康まで、イラストでわかりやすく説明しながら、犬のすべてが書かれています。付録には動物に関する法律のことも書かれていますから、犬のオーナーさんにはおすすめの一冊です。
イラストでみる犬の病気・イラストでみる猫の病気
●出版社:講談社
 犬、または猫がかかりやすい病気についての解説本です。文章はやや専門的で難しく感じられるかもしれませんが、イラストと写真でわかりやすく説明されていますので、一般の飼い主さんも十分にご理解いただけると思います。ペットたちの健康を守ってあげられるのは、飼い主さんの知識と観察眼。かわいがるだけじゃなくって、必要なことはちゃんと知っておきたいですね。
愛犬の育て方
●著者:臼井玲子 水越美奈 小林豊和 ●出版社:新星出版社
 生後7~8週から2歳くらいまで、犬の年齢を追いながら育て方を詳しく解説している犬の育児書。健康な犬の選び方や、しつけ、飼い方、健康管理など、子犬をおうちに迎えたその日からやるべきことが書かれています。子犬は日々成長し、学習していきます。子犬が愛すべき家族の一員となれるよう、また、社会の一員として誰からも愛される犬になれるように、飼い主さんのやることはたくさんあるんですね。
猫はほんとうに化けるのか
●著者:花輪莞爾 ●出版社:徳間文庫
 猫は3つの名前をもっていると聞いたことがあります。ひとつは人間が勝手につけた名前、2つ目は神様がくれた由緒正しい名前、3つ目は猫自身が考えた自分の名前・・。猫が真剣な顔をして何かを考えている時は、この自分の名前を考えているのだと。この本にも猫の名前について出てきます。私が聞いた説とは少し違うけど、名前の話しひとつでも、こんなに猫って不思議な感じがするんですね。
犬がよろこぶ手作りおやつ50のレシピ
●著者:Deco ●出版社:木楽舎
ワンちゃんのごはん、あなたは何をあげていますか? ワンちゃんの好きなおやつは何ですか? 時には愛情いっぱいの手作りおやつはいかがでしょう。レシピは獣医さんのアドバイス付きで、カロリーや1日に与える量 の目安もあり、安心です。第一、めちゃくちゃおいしそぉ~(ヨダレ)。お菓子作りに自信のないかたは「手作り材料キット」も購入できます。大事な家族の食餌、考えてみましょうね。
●ネット注文は→http://www.jbook.co.jp/
よい獣医さんはどこにいる
●著者:坂本徹也 ●出版社:WAVE出版
 PetComNetの「あれこれ相談室」に相談を寄せて下さるみなさんからのご質問で、一番多いのは、「ペットの様子がおかしいのだけれど、病院へ連れて行ったほうがいいでしょうか?」といったものです。「できれば動物病院へは行きたくない‥‥」そんな気持ちが私たちの心の中にはあるような気がします。なぜでしょう? いくらかかるのかわからないというのも、大きな原因かもしれません。治療に伴う獣医師と患者の間のトラブルも少なくないのも現実です。では、獣医師とはどんなお仕事なのでしょうか? 医師? サービス業? なぜ治療費が一定にできないのか‥‥。よい獣医さんを見つけるには、どうすればいいの? そんな疑問に答えてくれるのがこの本。目からうろこの一冊です。
家出猫の探し方
●著者:白澤 実 ●出版社:イースト・プレス
 猫の家出にはわけがある。プロの探偵さんが、猫の家出についてわかりやすく教えてくれます。あなたの猫が突然いなくなったら、どうしますか? 「うちのコに限って、、。」なんてことを言っている場合ではありません。知っていれば、むざむざ迷い猫にしなくて済む方法もあったのに、、と後悔する前に、どこをどうやって探せばいいのか、かわいい猫のためにちゃんと知っておいてあげましょう。効果的なチラシの作り方や貼り方もあります。
犬の医・食・住
●犬種監修:大友藤夫 ●医学監修:小方宗次 ●出版社:どうぶつ出版
 専門家の方や獣医師さんのどの協力により編集され、2年ごとに改訂されます。生き物を飼うにはそれなりの知識も必要。ペットを飼う人にはそれぞれ一冊、必ず読んで欲しい本です。犬・猫の他にもウサギ、フェレット、ハムスター、鳥、カメ、熱帯魚などのシリーズもあります。イラストもたくさん使って、楽しくわかりやすく解説されています。かかりやすい主な病気やよい動物病院の探し方、お手入れの仕方、繁殖の仕方などなど、いざという時に心強い一冊です。
●どうぶつ出版の本はここからも買えます→「どうぶつ出版」
ペットと日本人
●著者:宇都宮直子 ●出版社:文芸春秋
 ペット・ブームと言われて久しいこの日本で、本当にペットたちは幸せなのでしょうか? ペットはぬいぐるみでもアクセサリーでもありません。動物と一緒に暮らすには、相応の手間暇と知識、そして、一生守ってやる覚悟が必要です。
 この本ではアニマル・セラピーやペット・ロスなど、ペットの存在が私たちの中でどんどん大きくなっていく一方、毎年70万匹もの犬や猫たちが殺処分されている現実、ペット業界や獣医、行政の問題、それを生み出している日本人の動物観を考えます。
ペットの法律案内
●著者:吉田眞澄 ●出版社:黙出版
 “法律”なんて言われるとちょっと腰が引けちゃいますが、心配ご無用。この本は、私たちのようなど素人でも理解できるよう、やさしく解説して下さっています。著者の吉田氏は同志社大学の法学部教授。1998年に人とペットの共生を目指して「ペット法学会」を設立されました。
 ペットがわれわれの人生のパートナーとして重要な存在になるに連れ、ペットをめぐるトラブルも深刻化、複雑化しています。だからこそ、知っておくことが大切。それがペットを飼う人間の責任でもあります。
アブサン物語
●著者:村松友視 ●出版社:河出書房
 猫好きならずとも一度は読みたい一冊。作家村松友視がその愛猫「アブサン」との21年にわたる日々を綴った作品で、プロローグ、エピローグ、アブサンとの出会いから別れまでの15話からなるエピソードで構成されています。話にはそれぞれタイトルがつけられており、アブサンの姿とともに夫人とのやりとりや猫に関わるあれこれ、日常のこと、思い出話、また四季折々の自然や外猫の有り様などが語られています。
 特にアブサンと暮らしはじめてからつきあうようにもなり、その対比として注目するようになったであろう外猫の、著者が「袖萩一族」と名付けた猫たちとの関わりを描いた話は、ちょっと可哀想だけれども自立している猫たち、その生態などが観察されていて、なかなか興味深いです。要するにアブサンを介して様々な事柄が語られているのですが、アブサンの最期の場面は涙なくしては読めないので、人目につかないところで読むのがおすすめ。
帰ってきたアブサン
●著者:村松友視 ●出版社:河出書房
 表題作以外は、主に「アブサン物語」に出てくるエピソードを下敷きに創作された短編集。「アブサン物語」と重複する内容も多いですが、「ああ、あのエピソードがこんな作品になったのか」と思う楽しみあり。あるいはこちらを先に読んで、「アブサン物語」を読みながら「ははあ、あの作品の元ネタはこれか」などと納得するのも面白いかもしれません。表題作にはまたアブサンの最期の姿が出てくるので涙もろい人は要注意!
文藝別冊「作家と猫」
●出版社:河出書房
 村松友視のロング・インタビュー。藤田宣永・小池真里子の夫婦対談をはじめ、様々な分野で活躍している作家たちの「猫」に対する思いを集めた総特集です。エッセイあり、写真あり、創作あり、また目尻下がりっぱなしの猫自慢などなど盛り沢山な内容。「アブサン」や「袖萩一族」の写真もたくさん載っています。出色は手塚治虫が人間の女性と猫の共通点を描いたイラスト+エッセイの抜粋で、これは一冊の本が出ている…らしい。
仔猫たちがやってきた
●著者:吉田比左史 ●出版社:同時代社
 団地に住む、猫には関心の無かった作者と、猫嫌いな奥さんの二人の家にやってきた猫たちの生と死を描いたエッセイ集。初めて知った小さな命への戸惑いと、生の喜び、死の悲しみ‥‥。猫を飼ったことのある人なら、どうしても放っておけなくなるその気持ち、わかるわかる。この本は、嬉しいことに、「猫の本棚」というホームページでも読むことができます。
「猫の本棚」
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生物に関する本
カラスの早起き、スズメの寝坊 ~文化鳥類学のおもしろさ~
●著者:柴田敏隆 ●出版社:新潮選書
 最近、鳥ってすごいなぁ~と思っています。人間の文明によって自然破壊が進行し、森が切り開かれて街になっても、鳥たちは案外たくましく生きているように感じませんか? 実際、子どものころに田舎に住んでいた時と変わらないくらい、もしかしたら田舎以上に、東京の町中でも鳥はたくさんいる気がします。それどころか、いっぱいいすぎて問題になる鳥たちも。鳥ってさまざまな環境に適応する能力があって、なかなかあなどれませんな。さすが恐竜の生き残り(?)
身近な寄生虫のはなし
●著者:宇賀昭二・木村憲司 ●出版社:技報堂出版
 驚くかもしれませんが、1950年ごろの日本では、70%以上の人が寄生虫に感染していたそうです。今では寄生虫どころか何でも「除菌」ですからね。ずいぶん「キレイ」になりました。・・で、私たちは安心していいのでしょうか? 海外旅行も頻繁になり、グルメと称して変なものを食べたりしていませんか? ペットにチューしたりしていませんか?・・本当に大丈夫ですか?
 この本は、私たちの身近な寄生虫について、面白く解説してくれています。ペットを飼っている以上、飼っていない人よりも寄生虫に感染する確率が高い私たち。読んでおきましょうね。
遺伝子時代の基礎知識
●著者:東嶋和子 ●出版社:講談社
 「遺伝子組み換え大豆」とか、「遺伝子治療」とか、「クローンペット」とか、いよいよ遺伝子は私たちの生活の中にまでやってきています。だけど・・・、今さら聞いていいかしら?「遺伝子って、何?」
 そういうソボクな疑問に答えてくれるのがこの本。「ゲノム科学」なんぞという、難しげなこの分野のお話を、猫のチビがナビゲートしてくれます。
カラス、なぜ襲う
●著者:松田道生 ●出版社:河出書房新社
 著者の松田道生氏ご自身の経験と最新の情報で、しかも、カラスがどんな生き物なのか、素人にもわかりやすく書かれています。松田氏は東京文京区の六義園のお近くにお住まいで、実際にカラスの鳴き声を毎日聞いて暮らしていらっしゃるだけあって、そのへんの経験談は圧倒的迫力です。カラスがなぜ人を襲うのか、なぜ私たちが襲われるのか、そして、これから私たちがカラスと共に生きていくにはどうしたらいいのか、、、考えさせてくれる本。
カラス、どこが悪い!?
●著者:樋口広芳・森下英美子 ●出版社:小学館文庫
 著者の樋口氏と森下氏は東大で生物学の研究をされています。さすがにカラスの生態についても詳しく、また、わかりやすく説明され、その生態から生まれてくる人間との摩擦について書かれた本です。数年前に話題になった、横浜での線路の置き石事件も、こうして説明していただくと、なるほどなぁ~と納得。まだまだカラスについてはわかっていないことも多いそうですが、この本を読むと、かなり興味深いものであることがわかります。カラスって面白い!
カラスはどれほど賢いか
●著者:唐沢孝一 ●出版社:中公新書
 都市の生態系において、一つの頂点が人間ならば、もう一つの頂点はカラスでしょう。東京上空の制空権はカラスがにぎっています。この本が書かれたのは1988年で、もう10年以上前になるのですが、充分納得させられます。カラスは嫌いという人も多いでしょうが、そんなにカラス自身が悪いヤツなのでしょうか? 一説によると、カラスは犬や猫よりもずっとアタマがいいそうです。知ってみれば非常に面白い鳥なのです。しかし、これ以上カラスが増えてしまうことは問題です。こんなにカラスを増やしたのは誰なのか? カラスを増やさないためにはどうすればいいか? 問題解決のためにも、まずは敵の生態を知ることが大切。
動物と私の交響曲(シンフォニー) ~魅せられて60年~
●著者:中川志郎 ●出版社:東京新聞出版局
 小学生の時から動物に興味を持ち、昭和27年に上野動物園に獣医として勤務。上野動物園、多摩動物園、茨城県自然博物館と、常に動物と人生を共に歩んできた著者の半世記。 動物園への憧れから、昭和20年代の「動物祭り」「移動動物園」といったイベントに参加した、当時の著者の心から楽しそうな様子、上野動物園に勤務してからの動物飼育の現場の数々、多くの動物飼育の先輩達、初めての海外研修でのさらなる発見、日本初のパンダ飼育や出産等々、出会ってきた動物と人々との楽しく、時に切ない数々の感動的なエピソードが語られています。著者の生き物に対する心からの愛情が感じられ、心うたれる本です。
水族館のはなし
●著者:堀 由紀子 ●出版社:岩波新書
 堀 由紀子さんは江ノ島水族館の館長さんです。PetComNetでも堀館長さんにインタビューさせていただき、「水族館へ行こう!」という特集も組ませていただきました。その堀館長さんが水族館の歴史や水族館の役割など、「水族館」というものについて解説して下さいます。命の源である水、台所は海へとつながっています。水族館で見ることができるのは魚だけではありません。われわれをとりまく環境についても改めて考えさせられます。これを読んでから水族館へ出かけると、今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません
競走馬の文化史
●著者:青木 玲 ●出版社:筑摩書房
 競馬の好きな人も嫌いな人も、ぜひ読んで下さい。日本では現在、毎年1万頭以上の競走馬が生産されていますが、競走馬として生き残り、かつ、天寿を全うできるのは、その中のたぶん1%にも満たないでしょう。彼らはいったいどこに行ってしまうのか知っていますか? 私たちは古くから馬にはたいへんお世話になってきました。なのに、今この国で馬の置かれている立場がどんなものなのか、あまりにも知らなさすぎではないでしょうか? 競馬の歴史や馬の種類などの紹介もあり、戦争に行った馬たちの話には、胸がキュンとしてしまいます。一人でも多くの方に読んでもらいたい一冊です。
サイレンススズカ物語~地上で見た夢~
●著者:安西美穂子 ●出版社:イースト・プレス
 その日もなんとなく競馬中継を見ていました。1998年11月1日、天皇賞。一番人気のサイレンススズカが、思った通りぶっちぎりで走っていました。大ケヤキを過ぎて、誰もがサイレンススズカの勝利を確信したその時‥‥。
  「チビ」と呼ばれ、みんなに愛されていたサイレンススズカ。寂しがり屋でぜったいにひとりぼっちではいられない。そしてきっと武豊騎手が大好きだったのでしょう。この本には、サイレンススズカを愛した人たちがたくさん出てきます。もちろん安西さんもそのひとり。
 彼は大切な使命を持って生まれてきたように思えます。そして、あっという間に虹の向こうまで駆けて行ってしまったサイレンススズカを、私たちは忘れることはできないでしょう。
羊の博物誌
●著者:百瀬正香 ●絵:田邊佳子 ●出版社:日本ヴォーグ社
 茶、グレー、黒。羊はどういうわけか太古の昔から白い羊はみられなかったといいます。羊の毛を紡いで作られるツイードですが、セント・キルダ・ツイードという本場の英国でも今ではなかなか手に入らない生地があるらしいのです。そのセント・キルダ・ツイードに惹かれ、その原料ともなった羊はどんな羊なんだろう、という好奇心と共にいつしか羊に魅惑され、旅を通していろんな羊に出会っていった著者だからこそ書けた羊の博物誌です。
 日曜日に紅茶を飲みながらこっそり本を開け、その挿し絵にふと空想をふくらませ、妙に「Huhuっ」と和むのも楽しいですよ。うれしくなるほど純粋で真摯な著者の好奇心が感じられ、それでいて羊にまつわるエピソードや、羊の歴史から種類の詳細までやさしく解説もされています。羊博士になったような・・・すんなりと読める本です。
動物たちの箱船~動物と種の保存~
●著者:コリン・タツジ ●訳:大平祐司 ●出版社:朝日新聞社
 「動物園」の重要な役割と、「種の繁殖」。著者は保護繁殖の重要性を主張します。なぜ動物を保護する必要があるのかというシンプルな問いを、自然保護の理想と現状、地球環境の問題を丁寧に分析すると共に、動物園の現在の重要な役割、遺伝子技術、自然保護活動の理論や技術、そして未来への展望へと熱く論じます。長年科学ジャーナリストとして活躍し、BBCのラジオ科学番組等の企画・執筆に携わり、生物学の諸分野の知識を有した著者の、真剣な動物・生物に対する姿勢があるからこそ、この本を書かずにはいられなかったに違いありません。じっくり考読して下さいね。
おもしろ自然・動物保護講座
●著者:小原秀雄 ●出版社:東洋書店
動物保護運動の虚像~その源流と真の狙い~
●著者:梅崎義人 ●出版社:成山堂書店
 本当の動物保護とは何か? この両方を読むことで見えてくるような気がします。どちらの意見が正しいかということよりも、まずは両方の言い分を聞いてみましょう。保護派の人も、それに反論する人の話にも耳を傾けて下さい。クジラ、ゾウ、ウミガメ、アザラシなどの保護は本当に必要なのでしょうか? 特にクジラの話は、日本人としては非常に興味のあるところ。資源の有効利用か、それともあくまでも保護するべきか。本当に保護は必要なのか‥‥。これらの話はけして人ごとではありません。この冬、毛皮のコートを買うべきか、クジラのお肉を食べるのか、象牙のはんこは必要か‥‥、考えてみましょう。われわれ人類と地球の存亡がかかっているのですから。
大探検時代の博物学者たち
●著者:ピーター・レイビー ●訳:高田 朔 ●出版社:河出書房新社
 この題名の通り、情報化社会よりはるか世界が大きく広く、未知だった頃の博物学者たちの大探検、大航海の歴史が綴られています。18世紀のフランスのラ・コンダミーユや、カッシーニらの科学調査、ジェームズ・クック、ブーゲンヴィルの大航海から始まり、フンボルト、チャールズ・ダーウィン、ラッセル・ウォレス、リチャード・スプルースなど19世紀の博物学者へ続く探検の歴史。 彼らは南の楽園に、何を期待し求めたのでしょう? 時代と共に探検の目的は移りつつも、アフリカ、アマゾン、アンデス、アジア、オーストラリア‥‥未知の領域へと向かった彼らの熱意はいったいどこから?
 旅の中から有名なダーウィンの「種の保存」が生まれ、博物学者マリアンヌ・ノースは自然の記録絵(キューガーデンのギャラリー)を残し、その多くは命をかけることになった探検家の軌跡の貢献はすばらしく大きなものです。ここには知への欲求の旅の記録体系があり、そしてそれは今の時代へと繋がっています。著者のピーター・レイビー氏は「オスカー・ワイルド」の伝記を手がける英文学者。“世界の始まり”を再度垣間見られる博物学の本です。
脳+心+遺伝子 サムシンググレイト
●著者:養老孟司・茂木健一郎・村上 和雄・竹内 薫 ●出版社:徳間書店
 生物物理学者の茂木健一郎氏、解剖学者の養老孟司氏、分子生物学者の村上和雄氏の3氏を迎え、作家、科学哲学者の竹内薫氏が司会をつとめたホノロジー研究会主催(環境と生命の多様性、その共存をテーマに活動する研究会)・徳間書店後援のシンポジウムをもとに、あたらに竹内氏が3氏にインタビューをし、まとめたサイエンストーク。
 「遺伝子と生死、その“働き”とは?」「脳とゲノムを考える」「心と脳の問題」「科学、哲学、文学から現在の教育に関して」などの話から昆虫が大好きな養老氏の話にもわたり、マクロな概論から核心論まで、彼らの本音と考えがテンポよく語られます。生命の進化とそしてその究極の目標は何か、先端科学の現在に興味深々。
アフターマン
●著者:ドゥーガル・ディクソン ●監訳:今泉吉典 ●出版社:太田出版
 生物は進化しています。それは今もなおずっと続いていて、未来もまた進化し続けるでしょう。そして私たち人類は‥‥。人類の滅亡後、5000万年後の地球にはどんな生物が生き残り、どんな生態をしているのでしょうか? この本は単なる想像ではなく、進化学と生態学の基本原理に則って推測される人類後(Life After Man)の進化の姿です。プレート・テクニクスによる大陸移動もちゃんと考えられていて、う~むとうなってしまいます。美しい挿し絵と装丁で、見応えのある一冊。
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絵本・画集・写真集
A' la recherche de Maru(マルをさがして)
●作:山本久美子 ●出版社:Lirabelle
 PetComNetの「ポチくんのお部屋」などのお部屋シリーズや、ブルーミントン動物病院のホームページのイラストでお馴染みの山本久美子さんの絵本です。主人公の男の子は、ある日、飼い犬のマルとけんかします。出ていってしまったマルを後から探しに行きますが、見つかりません。だんだん台風が近づいてきます・・・。
 2003年度ボローニャ国際絵本原画展に入選し、それを機にフランスのLirabelle社から2004年に刊行されました。シンプルな色使いのリトグラフが美しい絵本です。
おやすみキティ
●撮影:山下寅彦 ●出版社:ピエ・ブックス
 文句なく、めちゃんこかわゆい仔猫たちの写真集です。これを見ながらニヤケている顔は、とてもじゃないけど人に見せられない。でも、おやすみ前にこっそり見てから寝たら、いい夢見られそう。写真は猫カレンダーなどでもお馴染みの山下寅彦さん。装丁も凝っていて、プクプクした肉球のよう。ベッドサイドに置いておきたい一冊。
森で出会う。~動物たちの四季~
●出版社:JAF MATE社
 ドライバー向けの雑誌、「JAF MATE」の表紙を飾る動物たち。エゾフクロウ、エゾシマリス、キタキツネ、エゾリスなどの、北の森で生きる小さな動物たちが、四季折々に、かわいらしい、そして、ひたむきに生きる姿を見せてくれます。人間がみんなこの美しさを感じることができるなら、そして守っていけるなら・・。
植物記
●著・撮影:埴 沙萌 ●出版社:福音館書店
 動物ではなくて植物ですが、編集人は愛読しております。春から次の春までの1年間のカレンダーと、折々の美しく楽しい植物の写真があって、何回見ても見あきません。著者の植物に対する思いが伝わってきます。
 そういえば、小学生の時に学校のウサギの飼育係りをしていたのですが、その時の飼育担当の先生は、元々は植物学が専門で、私たちにウサギのエサになる植物や、与えてはいけない植物のことなど、いろいろ教えてくれました。ウサギの飼い主さんは、植物のことも少し知っておくといいですね。
牧野四子吉 生物生態画集
●画:牧野四子吉 ●監修:田隈本生 ●出版社:東方出版
 日本の生物生態画のパイオニアである牧野四子吉さんの画集です。魚類からほ乳類、昆虫、植物など、その精密な描写には鳥肌が立ちます。特に魚類の点描線画は圧巻。また、「広辞苑」の挿し絵は当時の印刷技術による制約から、印刷と同じサイズで描かれているわけですが、やはり正確な極細の線画と大胆かつ的確な簡略方法で、「う~む、うまいっ!」と唸らされます。
K・スギャーマ博士の動物図鑑
●作・画:Prof. スギャーマ ●出版社:絵本館
 ノーダリニッチ島へ冒険に出かけたK・スギャーマ博士が、そこに棲息する生き物たちを絵と文で紹介してくれます。アロイ、バルート、エルフィン、イヤゴー‥‥不思議な動物たちがいっぱいです。他の動物図鑑には、絶対載っていません。こんな動物たちのいるノーダリニッチ島っていったいどこに? いえいえ、それは読んでのお楽しみ。いいお天気の午後にボンヤリしていると、いつの間にか着いてしまう‥‥そんな遠くて近い島です。時には冒険に出かけてみるのもいいですよ。
やまなし
●作:宮澤賢治 ●画:小林敏也 ●出版社:パロル舎
 みなさんご存じの宮澤賢治の「やまなし」ですが、この絵本の絵はダントツ美しい。ほの暗い水の底に、ゆらゆらゆれる光の網。水面を流れるはなびらに立つ影の柱。秋の月光は水底に落ち葉の影を映します。あぁ、きれいだなぁ。こんな風景を、夢でも見ることができたら!
アンジュール
●作:ガブリエル・バンサン ●出版社:BL出版
 広野を走る車から、投げ捨てられた犬。必死で後を追いますが、車は走り去ってしまいます。突然ひとりぼっちになってしまった犬は、打ちひしがれ、野から浜辺へ、そして街へとさすらいます。やがて‥‥。
 この絵本は文字が全くありません。鉛筆で描かれたスケッチだけで、全てを表現しています。その卓越した表現力は、どんな言葉よりも的確に、犬の気持ちを見る者に訴えかけてきます。作者のガブリエル・バンサンさんは、残念なことに最近になって癌のため亡くなりました。忘れられない一冊になることでしょう。
スーホの白い馬
●モンゴル民話 ●再話:大塚勇三 ●画:赤羽末吉 ●出版社:福音館書店
 モンゴルの民話で、「馬頭琴」という楽器がなぜ作られたのか、というお話。スーホという少年は、ある日拾った白い馬をとても大切に育てました。白い馬は立派に育ち、町の競馬大会で一等になりました。しかし‥‥。子どもの頃に読んでから、結末はわかっていても、毎回読むたびに泣いてしまう絵本です。
どうぶつたちへのレクイエム
●著・撮影:児玉小枝 ●出版社:桜桃書房
 PetComNetの創刊の時にも、児玉小枝さんにはエッセイを送っていただきました。その元となった本が「どうぶつたちへのレクイエム」です。動物収容施設で殺されるのを待っている犬や猫たちを撮った写真集です。「暗く冷たいガス室の中で、その短い一生を終える不幸などうぶつたちが、いつかこの地球上からいなくなりますように。」という祈りが込められています。
 この写真集の犬の目に、私は強く心を動かされました。ペットを飼っている人、これからペットを飼いたいと思っている人、全ての人にこれを見ていただきたいです。全国学校図書館選定図書にも選ばれました。
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