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里親探しは「獣医師広報版」
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おうちへ帰ろうCLUB・安西美穂子さん <2000.10>
 ところでみなさんは競馬はお好きですか? 私はきらいじゃないです。馬券を買ったこともなく、競馬場に行ったこともないのですが、テレビではよく見ています。シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ヒシアマゾン、もちろんオグリキャップも。彼らの勇姿に胸をときめかせた方もきっと多いでしょう。そしてサイレンススズカの最後のレースは‥‥。走る馬の姿は美しく、そしてその目はあまりにもやさしく、その運命はあまりにも悲しいです。テンポイントもライスシャワーもそうでした。
 この春、ハイセイコーが31歳で亡くなったことは、ニュースなどでご存じかと思います。しかし、彼のように天寿を全うできる競走馬は、日本ではほんのわずかしかいません。おうちに帰ることができないまま、涙してくれる人もなく、最後は食肉用に売られていくのが現実です。ターフを去った競争馬には、いる場所がないのです。私たちは昔から今日まで、馬にはうんとお世話になっておきながら、それに対してあまりにも冷たい態度ではないですか? 果たしてこのままでいいのでしょうか?
 今回のインタビューは、馬が大好きで、日々馬を追って取材をされ、「すべてのサラブレッドたちに、愛する人の待つおうちへ帰れる日が訪れますように‥‥」という想いから“おうちへ帰ろうCLUB”を結成された、安西美穂子さんです。9月には「おうちへ帰ろう」というホームページも開設されました。馬についてのお話を伺って、少しでも馬のことを知りたいと思います。
『安西美穂子さんプロフィール』
東京都生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒。OL経験後コピーライターに転身、産業広告賞受賞。“オグリキャップの歌”を作詞・プロデュースし、CD化。歌のヒットをきっかけに、競馬エッセイを手がけるようになり、デイリースポーツ、『競馬の達人』など新聞 雑誌にコラムを執筆。著書に『愛しのサラブレッドⅠ』(KKべストセラーズ)、『同Ⅱ』(三修社)、『同Ⅲ』(光文社)、『厩舎へ帰ろう1・Ⅱ』(アスペクト)、『同Ⅲ』(扶桑社)、『ヒシアマゾン~癒しのささやき~』(講談社)、『サイレンススズカ物語~地上で見た夢~』(イースト・プレス)、『馬たちのラブストーリー』(アールズ出版)、編著に『善臣の仕事I・Ⅱ』(アスペクト)などがある。「馬三郎」連載中、「競馬の達人」毎号執筆中。
安西さんが今回「おうちへ帰ろう」というホームページを作られた趣旨をお聞かせ下さい。
 「おうちへ帰ろう」は競馬雑誌「Gallop」で3年間連載してきたコーナーのタイトルです。「Gallop」での連載が終わり、しかし、もっとたくさんの人に馬のことを知って欲しい、馬を好きになって欲しいという気持ちでこのホームページを作りました。
なぜ馬の仕事をするようになったのですか? いつごろから馬に興味を持たれたのですか?
 オグリキャップとの出会いですね。あの馬を初めて見た瞬間、稲妻が走ったような衝撃を受けました。馬のオーラが見えました。それからもう馬、馬、馬‥‥おっかけの日々です。
「オグリキャップの歌」を作詞・プロデュースされていますが、そのきっかけは何だったんですか?
 きっかけというか、とにかく私がそれを作るしかないと思い込んでいたので、自分で勝手に作って売り込みに行ったんです。曲も友人に頼み、歌手のオーディションも自分でやりました。絶対、私にしか作れないと信じていたので‥‥。
「オグリキャップの歌」はどのくらい売れたのですか?
 オリコンで最高20位までいきました。1991年の有馬記念を最後にオグリキャップは引退しましたが、その引退式で「オグリキャップの歌」を流していただくことができました。
当時の競馬ブームについてどう思われましたか?
 私がそのブームの渦中にいましたからね(笑)。ヒーロー不在の時代ですから、走る馬の姿に女性たちは強いヒーローを見出していたのではないでしょうか?
馬ってどんな動物ですか? 馬のどんなところが好きですか?
 人間に限りなく近い、というか、もしかしたら人間よりも高い精神を持った動物です。その美しさと生命力と誇り高き精神が私は好きです。
初めて馬券を買ったレースのことを覚えていますか?
 はい。1989年、11月のジャパンカップです。友人に誘われて競馬場に初めて行きました。その時、オグリキャップに出会ったわけです。
今一番好きな馬は? なぜその馬が好きなのですか?
 ヒシアマゾンです。今、彼女は引退してアメリカにいます。走る姿がとってもきれいな馬だと思っていたのですが、会ってみたら、とってもかわいくって、二度目からはちゃんと私のことを覚えていてくれて、フンフンと鼻息をかけてごあいさつしてくれるんですよ。仲良しです。
走る馬は見ればわかりますか?
 “やる気のある顔”をしているのはわかります。でも、大きなレースではほとんどみんな“やる気”ですからね(笑)。
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日本の競馬と外国の競馬では、なにか違いがありますか?
 ぜんぜん違いますよ。アメリカやヨーロッパの人たちにとって、馬は友だちです。それに比べて日本での意識では、馬は“道具”です。
外国の競走馬は引退後、どうなるのですか?
 日本よりも外国の方が馬が生きていくチャンスはたくさんあると言えます。乗馬も盛んですし、やはり国土の広さの問題が大きいと思います。
日本では引退した競走馬はどこへ行くのですか?
 引退して種牡馬になったり、寿命を全うできるのは競走馬のうち1%もないと思います。みんなが知っているような超有名な馬です。種牡馬や繁殖になってもうまくいくとはかぎりません。その後、乗馬クラブに行くと発表されても、最後は食肉用というのが多いです。
現在の日本の競馬のありかたで、何か問題点はありますか?
 動物に対する考え方です。
馬がおうちへ帰れるために、私たちにできることはありますか?
 みなさんには、もっと馬に近づいて、馬のことを知ってもらいたいです。そして、馬を好きになって欲しい。私たちは馬のすばらしさやかわいさを伝えていくことが大切です。まず馬のオーナーに意識を変えていただきたいですね。
競走馬の名前は誰がつけるの? 今まで一番印象に残っている名前は? 思わず笑った名前は?
 名前は馬のオーナーがつけます。“モンチッチ”はかわいかった。“オジサンオジサン”には驚きました(笑)。あと、“ロバノパンヤ”とか“ヒコーキグモ”っていうのもあります。
一等になると馬も嬉しいのでしょうか? 一番速く走りたいものなんですか?
 嬉しいというか、威張ります。やっぱり速く走りたいんでしょう。足に自信のある馬が最後に差されて負けたりすると、落ち込みが激しくてなかなか立ち直れないこともあるんです。
安西さんは自分の馬を持っているのですか?
 はい。アメリカに一頭持っています。
馬と人間が幸せに生きていくためにはどんな社会が理想ですか? また、どうすればそれが実現できるでしょうか?
 う~ん、難しいですが‥‥。人間にもっと精神的なゆとりが必要なんでしょうね。みんながもっと馬のことを知って、好きになってくれれば‥‥。そのためにホームページも作ったわけです。
将来の夢はありますか?
 馬と一緒に暮らしたいです。育てて競馬にも出してみたりもしたいし。日本では無理なことかもしれませんね。
お忙しいところ、ありがとうございました。
↑シャルくん(1歳)めっちゃカワイイ!!

 安西さんのお宅では、かわいい元気な男の子たちと、ゴールデンのシャルくんが熱烈歓迎してくれました。
 安西さんには初めてお会いしたにもかかわらず、何だか以前からよく知っていたような親近感を抱いてしまいました。お忙しいとわかっているのに長話をしてしまい、ごめんなさい。そしてホントにありがとうございました。
 またシャルくんにも会いたいなぁ。みなさんもぜひ安西さんのホームページをご覧になって、馬たちがおうちへ帰れるように協力して下さいね!

●HP「おうちへ帰ろう」

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