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里親探しは「獣医師広報版」
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金魚! <2008.8>
 お待たせしました。久しぶりの特集は「金魚!」です。子供のころからお祭りや学校で馴れ親しんできた金魚ですが、意外に知らないことが多いのでは? 金魚すくいの金魚は、「すぐに死んでしまうもの」と思い込んでいませんか? それは私たちが金魚のことを知らずに、間違った飼い方をしているせいかもしれません。この特集で、金魚の世界をちょっと覗いてみましょう!
※協力:有限会社 エル・ウェーブ 島田潤一郎さん/参考文献:楽しい金魚の飼い方・育て方(永岡書店)
INDEX
1)金魚の基礎知識
2)金魚の種類
3)金魚の飼い方
4)金魚の病気予防と治療方法
金魚の基礎知識
 まずは金魚についての用語や名称などの基礎知識です。これぐらいは知っとかないと金魚屋のおっちゃんと話しもできない、でも、知っていると子供に尊敬される・・かも。ついでに歴史も知っとこう!
1)金魚の体
金魚の体各部の呼び方
2)金魚の感覚
<金魚は音が聞こえるの?>
 金魚の耳はアタマの中にある内耳だけで、外耳や中耳、鼓膜などはありません。内耳にはリンパ液や三半規管、「耳石」といわれる炭酸カルシウムの結晶があり、水の振動を感じることができるし平衡感覚もあります。また、体の「側線」でも音を感じとっているといわれています。
<金魚は臭いを感じるの?>
 金魚に限らず、魚は水に溶け込んだ臭いを敏感に感じることができます。透明度がほとんどない池でエサを食べることができるのも、嗅覚が発達しているからです。水槽の近くでオナラをすると、金魚にきらわれる・・かも?
<金魚は目がいいの?>
 金魚の視力はあまり良いとは言えず、色の識別も定かではありません。「チョウテンガン」などはほとんど目が見えていないそうです。
<金魚は味がわかるの?>
 金魚には人間のような舌はありませんが、口の中やエラに味蕾があり、味を感じています。特に甘いものには敏感なようです。
3)金魚の性格
 金魚の性格は温厚で、集団で行動することを好み、仲間を攻撃するようなことはありません。大事に飼ってあげれば人にもよく馴れますが、乱暴な扱いをしていると、金魚も神経質になってしまいますよ。
4)金魚の一生
 孵化したばかりの金魚は、体長5ミリくらいで地味な黒っぽい色をしています。孵化後50〜60日くらいから色が変化し始め、徐々に赤や白の金魚らしい色になり、2年くらいで形や色が安定します。
 金魚は健康に育てば10〜15年くらいは生きています。エサを多めに与えて育てれば大きく育ち、少なめに与えて育てれば小さく育ちます。大きくなると、体長30センチにもなることがあります。
イラスト
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金魚の歴史
1)金魚のふるさと
 金魚の原種はフナの突然変異である「ヒブナ」。今から1500〜2000年ぐらい前に中国浙江省で発見され、10世紀後半ぐらいから本格的に飼育されるようになりました。皇帝や貴族たちに愛され、品種改良も盛んに行われ、16世紀ごろからは中国国外へも輸出を開始。文化大革命では「旧文化」として攻撃の対象となり壊滅状態になりましたが、現在では復興して中国の特産物になっています。
2)金魚のふるさと
 金魚が日本へやって来たのは16世紀の始めごろ、室町時代の末期といわれています。しかし、当時は戦国時代であったため、あえなく絶滅。再び金魚が日本にやって来たのは17世紀の江戸時代です。
 江戸前期にはまだ贅沢品だった金魚ですが、18世紀には、大和郡山・愛知県弥富・東京江戸川が三大産地となり、大量生産と流通体制が確立。価格が下がったため庶民にも飼育されるようになり、金魚売りの声と共に夏の風物詩として定着していきました。
 幕末から明治維新のころには、武士や農家の副業として金魚の養殖が盛んに行われ、外国へ輸出されるようにもなりました。明治時代には学校でも飼育されるようになり、子供たちにも親しまれてきました。
3)金魚の今
 江戸時代に日本にやって来た金魚は、明治、大正、昭和と時代が移っても人気は衰えず、日本独自の品種改良も盛んに行われ、現在では約30種類くらいの金魚がいます。縁日の金魚すくいは、今でも子供たちに大人気。「全国金魚すくい選手権大会」も毎年開催され、各地で多数の金魚愛好会や保存会が活動しています。また、1994年には、向井千秋宇宙飛行士と6匹の金魚がスペースシャトル「コロンビア号」に搭乗、宇宙酔いなどの研究に貢献しました。 イラスト
 しかし、金魚が人々に愛され続ける一方で、近年、安易な放流による生態系の破壊が問題になってきています。河川の環境保護事業の一環として行われている「放流」で、本来は放流すべきでない金魚が誤って放流されたり、悪質な業者が川に金魚を捨ててしまうこともあり、交雑による固有種の絶滅が懸念されています。
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金魚用語
1)金魚の体などに関する言葉
<色揚げ>
金魚の体色を鮮やかにすること。
<追い星>
繁殖期にオスのエラブタや胸びれに現れる小さな白い突起。
<背なり>
背中のシルエット。
<当歳魚>
春に生まれて年を越していない金魚。
<透明鱗>
虹色素細胞のない鱗。サンショクデメキン、キャリコリュウキン、シュブンキンなどは透明鱗です。
<虹色素細胞>
多くの金魚の鱗に含まれ、光を反射して美しい光沢を出します。虹色素細胞を持った鱗を「普通鱗」といいます。
<肉瘤>
金魚の頭部に盛り上がった瘤(コブ)。
<鼻上げ>
水中の酸素が欠乏し、金魚が水面近くで口をパクパクさせる状態。
2)設備等に関する言葉
<アオコ>
池などに繁殖する植物性プランクトン。光合成で酸素を作り出し、水の浄化にも役立ち、金魚のエサにもなります。しかし、多すぎると酸素過多になって、ガス病にかかることもあります。
<生き餌>
イトミミズなどの生きたエサ。
<エアーレーション>
エアーポンプなどで水中に空気(酸素)を送ること。
<魚巣>
金魚の卵を付着させるもの。水草や細いビニールの束など。
<軟水>
マグネシウムやカリウムなどの鉱物質をあまり含んでいない水。
<配合飼料>
フィッシュミールや小麦粉などを混ぜた人工的なエサ。固形(ペレット)、顆粒(クランブル)、粉末(マッシュ)の3タイプがあります。
<曝気>
高い位置から水を落とすこと。酸素が水に溶け込みやすく、水道水の塩素を飛ばすことができます。
<PH(ペーハー)>
酸性、アルカリ性の数値。PH7が中性。
<薬浴>
薬を溶かした水に、病気の金魚を浸ける治療方法。
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